秋になると「木枯らし一号が吹いた」というニュースを聞きます。
まあこの時期に吹く風なんだろうな、ということはわかるけど、具体的には何なのか。
まず「木枯らし」は
木枯らし(こがらし)とは、日本の太平洋側地域において晩秋から初冬の間に吹く風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の風のことで、冬型の気圧配置になったことを示す現象である。
木枯らし – Wikipedia
まとめると
- 日本の太平洋側で
- 秋の終わりごろに吹く
- 8m/s 以上の
- 北風
で「一号」は木枯らしのうちその年最初に観測されたもの、ということですね。
これが吹くといよいよ冬になる。「木枯らし」とはなかなかシャレたネーミングです。
ちょうど「春一番」の逆かな。
ところで「木枯らし一号」って聞いたことはあるけどいまひとつ馴染みがないな、と思ったら
なお「木枯らし一号」は関東地方(東京)と近畿地方(大阪)でしか発表されない
そういうことか。
ついでに知ったけど「木枯らし」は漢字一文字で「凩」とも書けるみたい。ちゃんと変換できた。