そもそも1週間はなぜ7日なのか。
曜日(ようび)とは、七曜(7つの天体)が守護するとされる日のことをいい、曜日が循環する7日の組の事を週と呼ぶ。
とのことでいきなり答えは出たんだけど、この「七曜」に含まれる7つの天体ついてはこちら。
七曜(しちよう)とは、肉眼で見える惑星を五行と対応させた火星・水星・木星・金星・土星と、太陽・月(陰陽)を合わせた7つの天体のことである。七曜星とも言う。
天球の動きとは独立して動く天体が肉眼で7つ確認されていて、それらは世界各地で神々に通ずる特別な存在として扱われたわけですね。
これら七曜が順番に一日を守護していると考えられ、七曜のうちのある天体が守護する日を「曜日」と呼んだとのこと。
「1週間はなぜ7日か」というより、7日間をひとサイクルとする考えがあって、そのサイクルのことを週と呼んでいると考えたらいいのかな。
ちなみに
曜日の順番がおもしろくて、最初は天球上の動きが遅い(=地球から遠い)順に、土星から始まり月で終わる
つまり土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月の順番だった。
それがやがて土星、太陽、月、火星、水星、木星、金星という、現在知られている順番になったみたい。
「週の始まりは何曜日か」がよく議論の対象になるけど、起源から考えたら1週間の始まりは日曜でも月曜でもなく土曜ということになるのか。
月の循環が28日で節季が14日、人の労働周期がその半分の7日とすれば丁度いいのでそうなったのではと思いますが。